夜と霧 新版
Amazon(アマゾン)
季節の暦がまたひとつ大きな節目を迎えます。
二十四節気
【小満】しょうまん
2024.5.20~6/4
日の光を浴びて
草木や花々、鳥や虫も、動物も人も
すべてのものが成長し、
天地の生命力が満ち始める季節です。
[小満]
初候 5/20 ~蚕起食桑 (かいこおきてくわをはむ)
次候 5/26~紅花栄 (べにばなさかう)
末候 5/31~麦秋至 (むぎのときいたる)
「小満」は麦の穂が無事に育ち、
少しずつ色づき始め、農家の人が
ホッとひと安心=(少し満足)する
が語源ともいわれます。
昨日は、
易経講座(易64卦マスタ―講座)
12番目の卦
「天地否(てんちひ)」
天と地が乖離して交わらない。
ものごとが塞がる
正しさが通じない「時」のお話をしました。
ちょうど、悩みがあった
受講生さんの現状とすり合わせて
解決策を探っていくかたちとなりました。
内容を読み進め、
今の現状とすり合わせながら
自分なりに冷静に捉え、どう対応していくか、
何かしら気づきがあったようです。
改めて、時空は、
「その人にぴったりのタイミングで必要なを教えてくれる」
と実感させられる時間でした。
講座の最後は、
フランクルの
『夜と霧』の本をもとに
「人生の意味」について話しました。
「夜と霧」は
オーストリア・ウィーンの精神科医であったヴィクトール・フランクルが
ユダヤ人というだけでナチスに捉えられ
過酷な強制収容所での生活を余儀なくされた体験をつづったものです。
人生のすべてを奪われる過酷な情況
あまりの不条理さに、
思いを寄せられないのではと思う気持ちも
ありましたが、
「絶望の果てに光がある」
「生きる意味」について語られた
内容は
現代の私たちに十分にあてはめて、
考えることができるものです。
「自分の人生と向き合って生きているだろうか」
私は占い師としてさまざまな
相談を受けます。
現代は、豊かさ故の苦悩もあります。
個人の自由はあっても
虚無感をもち、
「自分が何をしたらよいかわからない」
という人も多いです。
必ずその人だけに与えられたもの
天からの贈り物(ギフト)が必ずあります。
『夜と霧』の中で、
生きる意味を見つける手がかり
「3つの価値」についても書かれています。
今後、易経を通して、そのような
話しもしていきたいと思います。、
できれば、
苦悩は避けたいものですが、
それは本来ある人間性でもあるのです。
ユング博士も
次のように言っています。
「プラスの要素のみからなるものは、本当の意味での完全とは言えない。
真の完全性とはプラスとマイナスの両方を含んでいること。
プラスとマイナス
陽と陰
善と悪
など、
それら両極を含んで統合したものこそ
「真の完全性である」
人間の中にも両方が存在します。
環境や状況によってその割合はことなっていきますが、
自分の中にも
得意なこともあれば、苦手なものもある。
ツラい時には、人の優しさが身に染みる。
美しいものにふれたとき感動する。
絶望も極まったとき
転じて、その意味に気付かされます。
両極を含んだ全体性を図に示したのが
曼荼羅であり、
両極を含んだ自然の原理を紐解いたのが
『易経』です。
ユングは心理学者でしたが、
易経を熱心に研究し、
そこから
「シンクロニシティ」(共時性)の言葉
も提唱しました。
そんな
易経の世界に触れてみませんか
本日も最後までお読み頂きありがとうございました!
【占い出店のご案内】
2024年
5/22 ,27,31
札幌市中央区大通西1丁目13
ルトロワ7階
11:00~最終受付18:00
※急遽予定が変更になる場合もあります。
事前予約も受付中。
(2024/05/22 12:29) >>amebloはこちら
季節の暦がまたひとつ大きな節目を迎えます。
二十四節気が立夏へと変わり、
暦上では今日から夏の始まりです。
とはいえ本格的な夏まではまだ先に。
今は薫風に新緑きらめく、
一年で最も爽やかな季節をたのしみましょう!
初候 5/5~蛙始鳴(かわずはじめてなく)
次候5/10~蚯蚓出(みみずいづる)
末候 5/15~竹笋生(たけのこしょうず)
5月5日の
端午の節句
もともと中国から渡ってきた風習です。
中国では無病息災を願って薬湯に浸かり、
菖蒲(しょうぶ)酒を飲んでいました。
端午の節句が男児の節句として広まったのは
江戸時代頃から。
「菖蒲」を「勝負」「尚武」に通じるとして
縁起を担ぎ、大切にするようになりました。
そして、
急流を昇ることができた
鯉が龍になるという
「登竜門」の伝説にちなんで、
日本ではこの日
鯉のぼりを立てて
男の子の健やかな成長を祈願しました。
十二消息卦(じゅうにしょうそくか)
十二消息卦とは
一年の陰陽の変化
(勢いが増していく、
衰えていく様子)を
易経の
12個の卦であらわしたものです。
5月は、
『乾為天』(けんいてん)
宇宙、父性、剛健、権力、高貴、上昇、勢い
易経64卦のスタートとなる卦(か)で
純粋な陽のエネルギー、
天の創造力を表します。
乾為天は龍の物語が著されています。
沼地に潜んでいた龍が力を貯めて、
段階を経て成長し
やがて飛龍となります。
飛龍は大空を駆け巡り
恵の雨を降らせ、万物を生成化育し
世の中に一大循環を起こしながら
発展させていくのです。
しかし、
陽のエネルギーは上へ上へと
より高みを目指す性質。
それが強くなり過ぎると、
独断を招きかねません。
自分の力を過信したり、
奢りが生じたり、
慢心が思わぬ失敗を招きます。
驕らず、謙虚であれ
他者の意見に耳を傾けることが大切と
易は教えています。
本気で変わりたい人へ
陰陽の変化とともに
ステップを踏んでいきましょう。
『好きを仕事に』
必要な7つのSTEP!
自然の流れにのりステップアップ!
その⑦
5月のテーマ[最終]
『チャンスをつかもう!』
STEP⑥で
やってきたことを踏まえて、
「もっとこうしたら良くなるのでは」
「もっと喜んでもらえるのでは」
前向きな
「フィードバック」が行われ
より良い見直しがされたのでは?
今月は、
叶えたいビジョンをより鮮明に
『チャンスをつかもう!』
大丈夫、あなたは
受け取る準備ができています。
信頼し、目の前に訪れたチャンスを
堂々とつかんでいきましょう。
チャンスを見極めるポイントは?
あなたの
「これが好き」
「これがしたい」
を最新に更新してみて。
「権力を求めている人は権力者に弱く」
「お金を欲しいと思っている人は金持ちに弱い」
人間は欲しいものには弱いのです。
私がしたいことは?
私の仕事とは何なのか?
「大切にしたいものは何か?」
それは、
自分がこの世に生まれたわけにも
つながります。
他者の喜びや、心に寄り添える人は
大切なものが見えている人であり
「世の中に求められる人」
です。
世間の価値観に流されず、
しっかり社会と自己に向き合うことで
自分が必要とする
チャンスに気づきます。
「チャンスをつかみましょう!」
あなたの夢実現の扉は開かれます。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました!
【占い出店のご案内】
2024年
5/5 ,11 ,13 ,22 ,18 ,22 ,27,31
札幌市中央区大通西1丁目13
ルトロワ7階
11:00~最終受付18:00
※急遽予定が変更になる場合もあります。
事前予約も受付中。
(2024/05/04 17:49) >>amebloはこちら