季節の暦がまたひとつ大きな節目を迎えます。
季節の暦がまたひとつ大きな節目を迎えます。
二十四節気
『立冬』(りっとう)
暦の上では冬の始まりです。
木々の葉が落ち冷たい風が吹き、
冬枯れの様子が目立つようになります。
【霜降】
初候11/7~山茶始開 (つばきはじめてひらく)
次候11/12~地始凍 (ちはじめてこおる)
末候11/17~金盞香 (きんせんかさく)
先日、北大の銀杏並木を満喫したと思ったら、
立冬の朝、いきなり冬景色に
さらに、初雪とともに雷がとどろくのを聞いて、
びっくりしました!
ちなみに、
冬の雷は古代では、天変地異の前触れ、異常現象と、
とらえられていましたが、
所変われば、内容も変わる。
北陸では、冬の雷が鳴るとブリ漁のシーズンが始まるとされ、
新鮮なブリが市場に出回ることから、
「ブリ起こし」と呼ばれ、豊穣のめでたい兆しとされます。
紅葉した木々に粉雪が降る
幻想的な風景です
秋から冬に移り行く節目を飾る風景に
しばし心を心をとめておきたい
そんな気持ちにもなりました。
立冬から冬至にかけての時期は、自然界では陰のエネルギーが最も強くなり、
物事が内側に向かっていく時期です。
この時期は、心と体をリセットし、内なる世界を探求したり、
学びを深めたりする絶好の機会です。
この期間を豊かに過ごすための心持ちと行動を紹介します。
この時期は、自分自身の内側に意識を向けることが大切です。静かな時間を過ごし、
日記を書いたり、瞑想を行ったりして、心の中の思考や感情を見つめましょう。
これは、内省し、不要なものを手放す機会です。
自分が本当に大切にしているものに気づきます。
冬は自然界が静寂に包まれ、エネルギーが蓄えられる時期です。
これに共鳴し、自分がこれまで受けてきた恩恵に感謝を示すことで、
ポジティブなエネルギーが生まれます。心から感謝することは、
心を豊かにするとともに、ポジティブな波動を引き寄せる効果があります。
朝の時間を大切にし、急がずに一日を始めることで、心を落ち着けながら学びを深める準備ができます。
例えば、早朝にヨガやストレッチを取り入れて体を整え、その後に興味のある分野の本を読むと、
リラックスしながら集中して知識を吸収できます。
ゆっくりとした生活リズムの中で、自分磨きを目的とした活動を増やしましょう。
例えば、スキルアップのためのオンライン講座を受講したり、新しい趣味を始めたりすることが、
自分を成長させる良い機会です。これにより、充実した心の時間を持てます。
冬至は「陽」のエネルギーが戻り始める節目の時期です。
この日を一つの新たなスタートと考え、
新しい願いや目標を設定するのも大切です。心を整えた後、
新たな始まりに備えることで、ポジティブな変化を呼び込みやすくなります。
このように、立冬から冬至にかけて、
・穏やかに内側の自分を見つめ、整える
・自分磨きの学びを深める
理想の未来に向けて基盤をつくる時期として
捉えると良いでしょう。
ちなみに、
易の重んじるもので
「時中」という言葉があります。
時に中(あた)る、と書きますが、
時の本質、中心を鋭く射抜く、
常に変化する時の的を射抜くのは容易ではないが、
時を読み、兆しを察し、その時にピッタリの行動をとれば
問題は解決し、物事は順調に通っていく
と説いています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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季節の暦がまたひとつ大きな節目を迎えます。
二十四節気
「寒露」(かんろ)
秋も深まり
草木に冷たい露が宿る頃となりました。
空気が澄み、夜空に月がさえざえと明るむ季節です。
面白い本に出会いました!
「自分とか、ないから。」しんめいP著
「自分」という固定された存在は幻想、フィクションであり、
他者や社会との関係で常に変化するものだと説いています。
哲学や仏教思想に興味がある人、
人間関係で悩んでいる人や、
自分探しに疲れた人にも、
新たな視点を提供してくれる一冊です。
とにかく分かりやすい
そして表現多彩で
思わず吹き出しちゃう場面も
本書
「自分とか、ないから。」では、
「自分」というものが固定的ではなく、
常に他者や環境との関わりの中で変化する存在だと強調しています。
『易経』でも、
「万物は常に変化し、変化しないものは何もない」
という考えを中心に据えています。
季節も春から夏、秋、冬、そして、
また新しい春へと変化し、循環していく。
太陽も東から西へ、朝から夜へ
自分の気分さえ
ころころ変わるのに、
ずーと現状のままなんてないのです。
たとえ今、困難な状況であっても
それも変わっていくのです。
本書一部抜粋
「自分」とはただの「妄想」。
本当は、この世界は、ぜんぶつながっている。
よく観察すればわかる。
そもそもである。身体は、食い物でできている。昨日、コンビニでかったチキンを食べた。
「ファミチキ」である。
「ファミチキ」を食う、ということは、
「鳥の身体」を、吸収しているということだ。
いまのあなたの筋肉は、むかしたべた「鳥のから」だ。
自分のからだは、食べたもの、
つまり「自分以外」のものからできているのだ。
そうですね、たどって考えると
動物も、植物も、物も、全部つながっていることを実感します。
そう考えると、優しい気持ちになるし
平和的になるのでは。
易経で、ものごとを陰と陽に分けて考えますが、
そのおおもとは「太極」
太極は、
天(陽)も地(陰)もない混沌とした世界、
根源的な宇宙そのもの。
ありとあらゆるものが、ここから生まれる。
これを
老子は道(タオ)、禅では空(くう)ともいいます。
枠を超えた視点で考えると
世界や他者との境がなくなる
ちなみに、
悟(さとり)は、差(さ)を、とる
ことでもあります。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました!
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