
季節の暦がまたひとつ大きな節目を迎えます。
2025年4/4~
「清明」(せいめい)
すべてのものが清々しく、
生き生きとするころ。
空が晴れ渡り、若葉が萌え、
花が咲き、鳥が歌い舞う
生命が輝く季節です。
初候 4/4~玄鳥至 (つばめきたる)
次候 4/9~鴻雁北 (こうがんかえる)
末候 4/15~虹始見 (にじはじめてあらわる)
先日、エジプトに行ってきました!
春分という特別な節目に、
心からの感動と深い感謝の気持ちが湧き上がりました。
今回、エジプトの旅で古代の叡知に触れて
易経の最初の卦
『乾為天(けんいてん)』
が思い浮かびます。
悠久の時を超え、古代の王たちは天を見上げ、
中国の王もまた
「天命」を受け、
王とは、単なる支配者ではなく、天地をつなぎ、
乾為天──純粋なる陽 天の力
易経の「乾為天」は、純粋なる陽(天)の卦です。
創造の力、無限の発展、
これはまさに、
天は限りがない、ただ高く、遠く、悠久に巡る。
その姿にならい、
王は国を治め、文明を築き、未来へとつなぐ。
『象に曰(いわ)く、天行は健。君子以て自彊して息まず。』
-乾為天より-
天の運行が健やかなるがごとく、
君子は自らを励み努めて、高めることを決してやめなかった。
ピラミッドも、オベリスクも、天へと伸びる石の記憶。
古代の王たちが天を仰ぎ、己を律したように、
壁画には神々と融合するする姿が描かれています。
目には見えない大いなる存在に対する
畏敬の念を感じます。
王たちが遺した叡智は、
単なる過去の遺物ではなく、
私たちに、天とともに生きる智慧として、
天はただ、無窮に巡る。
私たちはその流れの中で、
どこまで飛び、
乾為天が示す「飛龍」は、
無限の可能性を秘めています。
しかし、それを正しく使わなければ、
やがてバランスを乱し、
王たちが遺した叡智は、単なる過去の遺物ではなく、
それは、天とともに生きる智慧、
大自然の
原理原則を私たちに教えてくれる。
長年憧れていたエジプトの地に立ち、
太陽の下でピラミッドを見上げた瞬間、
「本当にここにいるんだ」
言葉にならない感動が押し寄せました。
遥か昔の王たちが天を目指して築いた石の巨塔、
ナイルの流れ、砂漠の静寂、神殿の壁に刻まれた神々の姿──すべてが悠久の時を語り、私に問いかけてくるようだった。
「あなたの何を約束し生まれ、
どのように天と地をつなぐのか?」
エジプトは、単なる旅先ではなく、
古代の叡智が今も息づくこの地で、
私は自分自身の道(タオ)
一緒に行ってくれた友だちに感謝です。
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3/16~3/24
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季節の暦がまたひとつ大きな節目を迎えました。
(2025年3月5日)二十四節気
「啓蟄」(けいちつ)
春の陽気に誘われて、
冬ごもりしていた土の中の虫たちが動き始めるころ。
※「啓」はひらく、
「蟄」は土の中で冬ごもりしている虫という意味。
虫も、魚も、動物も、鳥も、生気をとりもどし、
活動再開です。
「万象更新(ばんしょうこうしん)」
すべてのものが新しく生まれ変わる、
春のエネルギーを感じながら
身も心もリフレッシュして、新たな始まりを迎えましょう
【啓蟄】
初候3/5~蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)
次候3/10~桃始笑(ももはじめてさく)
末候3/15~菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
三月になり、雛祭り、啓蟄といよいよ春本番の季節となりました。
春の訪れとともに桃の花が美しく咲き誇ります。
日本では「桃の節句」として親しまれていますが、
東洋思想において桃の花は単なる観賞用の植物ではなく、
深い意味を持っています。桃は古来より 、
「不老長寿」「魔除け」「繁栄」 を象徴し、
特に中国では仙界に通じる神聖な木とされてきました。
古事記でも
イザナギの黄泉の国からげる途中で、道にあった 桃の実を三つ手に取り、
追ってくる黄泉醜女たちに投げつけます。すると、醜女たちは怯えて退散したと
いうエピソードがあります。
このような桃の神秘的な力は、
歴史の中でも重要な場面に登場します。
三国志演義に描かれた 「桃園の誓い」
「桃園の誓い」の挿絵
、
劉備・関羽・張飛の三人が桃の木の下で義兄弟の契りを交わします。
桃は
「邪を祓い、繁栄と、大切なものを守る力」の 象徴
この絵を
易の視点でみると、
黒牛は坤(地)・白馬は乾(天)の象徴
上下の位置から「地天泰」(ちてんたい)
を表わし、
※地天泰は安泰、繁栄、平和、協力し合うなどの意。
黒と白で太極図をつくっていると見ることもできます。
また「三」という数字も重要 。
「天地人」の三才「三つの能力が揃って、吉をもたらす)」など、
三という数は バランスや調和、発展を意味する とされています。
劉備・関羽・張飛の三人が義兄弟の誓いを立てたのも偶然ではありません。
「桃園の誓い」は単なる美談ではなく、桃や易の象徴的な深い意味が
込められたものであることが分かりますね。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
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※急遽予定が変更になる場合もあります。
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