季節の暦が大きな節目を迎えます。
春分(しゅんぶん)
春分(しゅんぶん)とは
昼と夜が同じ長さになる日であり、
この日を境に夏至までの間、
自然をたたえ、
生物をいつくしむ日とされています。
太陽が真東から昇り真西に沈む
春分の日は
「彼岸の中日」にもあたります。
「暑さも寒さも彼岸まで」というように、
いよいよ春本番へ🌸
私たちの心もどこか
ウキウキ、わくわくしてきます
-春分初侯ー
【10】雀始巣(すずめはじめてすくう)
(3/21~3/25頃)
雀が産卵に備えて
せっせと巣をつくりはじめるころ。
★この期間に最も強いエネルギーを持つ
旬のものをとりいれましょう。
[野菜]ふき
[魚介]帆立貝
[草花]たんぽぽ
[野鳥]ひばり
昔は雀が家に巣をつくると
商売繁盛の吉兆とされ喜ばれていました。
春分の日は
西洋占星術においては
12星座の1番目の星座、牡羊座に太陽が入り、
新たなサイクルがスタートすることから、
「宇宙元旦」とも言われます!
さらに、
今年は吉日である
一粒万倍日と重なります!
スペシャルな春の始まりです!
明るい日差しが差し始め、
植物も芽吹き、育ちはじめます。
私たち人間も
自分の理想に向かって行動を開始しましょう!
これまで、
目標を掲げても
先延ばしにしてやらずにいたとこと、
続かなかったことはありませんか?
活躍している人を見て、
「ああ、あの時から
はじめていたら、私も今頃は..」と
後悔したり、
「行動できない自分」
にウンザリしたり
私は本来怠け者なので
よくありましたが、
習慣を大切に!
今日から
「毎日積み重ね」
を意識しましょう!
まず、
一歩、また一歩
必ず
それはあなたの血となり肉となる!
自信になり、結果につながります。
続けるコツは
目標にあまり意識し過ぎないこと。
登山でも目的地の
頂上ばかり見ていたら
遠く、果てしない道のりに
到底到達することが
できないように感じてしまいます。
ダイエットもそう、
すぐ5キロやせるとなると
やりはじめから挫折しそうです。
しかし、
一歩一歩
ただ進み続けることで
気がついたら
ここまで来た自分
がそこにいます。
毎日少しずつ、コツコツと
あなたの
今日から始めた習慣が
あなたの目標へ
かならず導いてくれるから
本気で
現状を変えたいなら、
「考える」から
まず、
「行動」へ!
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季節の暦がまたひとつ
すすみます。
-啓蟄末侯ー
【9】菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)
(3/15~3/19頃)
冬を越したさなぎが羽化して、蝶と生まれ変わるころ。
やわらかな春の日を浴び、美しく舞う蝶。
※菜虫とは一般的には蝶のさなぎをあらわします。
★この期間に最も強いエネルギーを持つ
旬のものをとりいれましょう。
[野菜]葉わさび
[魚介]青柳(あおやぎ)
[草花]かたばみ
[行事など]十六団子の日
3月16日は「田の神様」が山から下りてくる日といわれ、
今年のさらなる実りを願い
16個の団子をつくりお供えします。
ちなみに、
秋から冬は山にとどまり
「山の神様」になると信じられています。
蝶で思い浮かぶのが
大好きな荘子のこのお話
- 荘子(そうじ)「胡蝶の夢よ」より -
荘周は蝶となった夢を見た。
ひらひらと飛ぶ蝶である。
快く楽しんで、満足していた。
しかし、自分では荘周であることを知らない。
ふと目が覚めると、
驚くことに自分は荘周ではないか。
これは荘周が蝶となった夢を見たのだろうか、
それとも蝶が荘周となった夢を見たのだろうか
ここでは、荘周が蝶に変化し、
蝶が荘周に変化するようすをいっています。
生と死、是と非などの二元論の双方ばかりでなく、
すべてのものの区別は同時に発生している。
荘子もすべては並び生じているという認識。
人に上下はない一緒、物も一緒。
夢も現実も一緒。
夢から覚めた現実(自分)は、
蝶が観た夢ではないか、とおもうのところが凄い!
私もときどき夢の中で夢をみたり、
夢があまりにリアルななときは
目覚めたとき、
これもまた夢ではないか、
どれが現実なのかと
不思議な感覚になります。
みなさんはいかがですか?
また、
今現実だと思っていることも
全く現実の様子が変わると
夢のようだと思うこともありますね、
そういう
目覚めというのを
人は経験し続けていくのではないでしょうか
ある目覚めがあると
人生そのものが
大きな夢であるのがわかる。
人間は常に目覚め続けていく、
気づき続けていく
新しいことにひとつ気づいたら、
気づかなかった時のことはまるで夢のよう。
今、辛いことと感じる出来事も
夢だったと思えるときがきっとくる。
状況は変わるし、状況が変われば
「今」がもつ意味も変わる。
過去の書き換え―あのことがあったから今が・・
変わると思えば、思いつめなくてもいい。
必ず変わる。
「大丈夫」
夢も現実も、生も死も連続の変化に過ぎない。
荘子の世界は、宇宙的
隔たりない、壮大なスケールを
感じます。
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